上手な脱力の仕方

「体から力を抜いてください」、そう言われてあなたは上手に出来ますか?実はこれが上手くできない方が意外と多いのです。

筋肉に無駄に力が入っていると、肩凝りや腰痛の原因になったり、疲れが抜けにくかったり、リラックスできないため副交感神経がうまく働かないなど様々なデメリットがあります。

でも、多くの人が体に力が入っていることを自覚していませんし、「力を抜いて」と言われても上手に脱力できません。「力が入っている」というのは、意識しやすい腕や足の筋肉だけではありません。肩や背中、腹筋など、実は意識していなくても力が入っている筋肉は結構あるのです。

ですから、毎日寝る前などに体中の力を抜くストレッチをしてみてください。

ストレッチは、肩・足・全身の3種類。肩は、まず両肩を目いっぱい上に引き上げて数秒キープしてから、ストンと力を抜いて肩を落とします。これを2〜3回繰り返してください。

足は、ベッドに横になって足を伸ばした状態で、足先を反らしてアキレス腱とふくらはぎをグッと伸ばします。そのまま5秒キープしてから一気に脱力し、10秒くらい力の抜けた感覚を感じてください。これも2〜3回繰り返します。

最後は全身です。横になってバンザイの体勢で両手を上に力いっぱい伸ばし、足は先程と同様に足先を反らしてふくらはぎを伸ばします。この体勢を5秒程度キープしたら一気に全身の力を抜きましょう。この時、ベッドに身体が沈み込むような感覚をイメージします。

上手に力が抜けていると、しっかり重力を感じられますよ。筋肉から無駄な力が抜けると、呼吸が深くなり睡眠の質も改善します。疲れにくくなり、肩こりの予防にもなりますから是非やってみてください。